アレルギー性鼻炎 肥厚性鼻炎の場合

アレルギー性鼻炎の漢方治療で厄介なのは、
くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状がある
肥厚性鼻炎です。

この鼻詰まりは、乾燥感が伴うのが厄介です。
蓄膿症で、鼻が乾燥して鼻詰まりする場合は、
清熱滋潤(肺の熱を冷まして、潤いを与える)する
辛夷清肺湯をよく使います。

しかし、鼻水、くしゃみを併発する時に、
温肺化飲(肺をあたためて、余分な水を取る)する
小青竜湯を差し上げると、余計に鼻詰まりがして
苦しくなります。

辛夷清肺湯と小青竜湯は、
治療の方法が、ちょうど逆方向になります。

この場合は、辛い方をよく伺って、
鼻詰まり、鼻乾が苦しい場合は、
辛夷清肺湯を選び、更に鼻水がある時は、
五苓散を差し上げます。
他には、苓桂朮甘湯なども考えます。

次回は、目が痒い時について書きます。