大事な”気”

漢方では”気”を大事に致します。
”気”には五つの作用、温煦作用、推動作用、
防御作用、気化作用、固摂作用があります。

例えば、冷え症の方は
”気”を補う(補気する)ことによって
温煦作用が増し冷えがとれてきます。

また、”気”全体を補うことにより、
風邪が引きにくくなり、疲れやすさ、
冷えなども改善します。

”気”を補う薬を”補気剤”と申します。
代表的なものは人参です。
臓器では、脾と胃が大切です。

西洋医学的には、胃腸の働きを良くさせ、
栄養物をしっかりと体の中に入れることです。

漢方では、健脾して益気させます。
胃腸が弱い方は、
例えば舌に白い苔がついたり、少々のことで
胸やけ、食欲がないなど種々の症状が出ます。

このような時に、健脾利湿、
又わずかに去痰湿(白苔の場合)などして
胃腸を丈夫にして、食物の栄養物を体に充分
蓄えるようにします。
生薬では、白朮、茯苓、甘草、大棗、半夏、
生姜などを使います。

このような結果、体が丈夫になります。
日常的に体を動かすことは大切です。