てんかんに対する漢方薬

てんかんの漢方薬は、以前より使用されていました。

当薬局も50年以上前より力を入れて行ってきました。

よく使用されているのは、柴胡加竜骨牡蛎湯、小柴胡湯合桂枝加芍薬湯、抑肝散などです。

柴胡加竜骨牡蛎湯に、黄連、芍薬、甘草、釣藤鈎を加えて作るのが一番良く使われます。

この中で芍薬は、筋肉を和らげる(補肝血)、釣藤鈎は、震えるような発作を改善する(平肝熄風)ことが目的です。

この処方は煎じ薬しかないので、服用し易くするために「液体パック」をお勧めしています。

生薬だけで言いますと、「芍薬」「釣藤鈎」の組み合わせがポイントになります。

小柴胡湯合桂枝加芍薬湯は、柴胡桂枝湯の芍薬を多めにすると、この処方と同じになります。

(生薬のグラム数が少し減りますが、内容は同じです)

ここでも芍薬が入っていることが肝腎です。

 

また、抑肝散には「釣藤鈎」が入っています。

従って、抑肝散に芍薬を加えて作ることが肝腎です。これも、煎じた「液体パック」をお勧めします。

当方の長い経験ですと、どの処方が合うのかは、人によって異なります。

詳しくお話を伺って(身長、体重、いつ頃からか、どういう症状かなど)処方を決めております。