今回は、いわゆる自律神経の乱れについてお話いたします。

自律神経の乱れは、漢方では”肝の失調”と考えます。
肝は、五志では『怒り』です。

『怒り』は、ふつうは極端に怒った場合もありますが、
何かを我慢するのも『怒り』だと、私は考えます。
『怒り』を我慢している状態だと考えると、分かり易いかも知れません。

この『怒り』により、”肝の失調”となり”気の失調”となります。
症状としては、肩こり、首筋の凝り等があります。
”肝の失調”により、気が滞り(気滞)、肝の経絡に沿って張った様な痛みが現れるのです。
揉んだり、ストレスが軽減することで、この症状は改善しますが、これが長引くとなかなか治りません。

次回は、気滞とお血とその処方について説明致します。薬箪笥1

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