相談サービスconsulting

私たちは、メーカーや社内勉強会などに積極的に参加し研鑽することで知識を日々アップデートしております。しかしながら、実際の現場では教科書通りだけでなく経験則も同様に重要であることを理解しています。
先代から引き継いだ知識や経験、そして創業以来からの何万というカルテには漢方薬を選別するヒントが沢山詰まっています。創業者をはじめ、現社長がこれまで導いてきたツヅノ薬局には『効かせる漢方のノウハウ』があり、それらを活かすことでお客様から長年の間、定評を頂いております。

ネット社会が進み、
「私にはこの漢方薬が合いますか？」とよくご質問を頂きます。
答えは「イエス」とも「ノー」とも言えないことがほとんどです。
答えが「ノー」の場合は、お客様の証に合っていないケース。「イエス」とも「ノー」とも言えない場合は、提示された漢方薬だけでは『足りない』と判断するケースが多く見受けられます。
『足りない』とは気血水のいずれかが不足し、補う漢方薬が必要である場合や滞っているため瀉する（流れを良くする、老廃物を流す）漢方薬が必要という場合があります。

症状や体質、生活習慣などを細かくヒアリングし、五臓六腑・気血水・陰陽理論から総合的に証（今の症状の状態や体質）を判断すると１つの漢方薬でなく複数の漢方薬が必要となります。このような場合は、オーダーメイドで調合した漢方薬をご提案しております。

老舗の落ち着いた雰囲気の中でじっくりゆっくり相談したい方は平和島本店。お仕事帰りなどお忙しい方はアクセス良好な田町店でご相談をお勧めいたします。
もちろん、ご自宅や勤務先の近くの店舗をお選び頂いても構いません。どちらの店舗でご相談頂いても、漢方に精通した相談員が幅広い知識と経験で丁寧にお客様をヒアリングし、アフタフォローまで対応いたします。
ご安心して些細な症状でもご相談ください。

漢方薬は西洋薬の痛み止めのように作用時間だけ効くものとは全く異なり、症状の改善だけでなく不調の原因である根本から改善することを大事にしています。根本改善により、『ご自身で治す力』を促し健康維持を手助けします。

また、漢方薬は西洋薬よりも効くまでに時間がかかると言われますがそれには理由があります。
特に慢性的な症状には時間がかかるケースが多いのは、症状をカバーするだけでなく長きに渡る慢性的な症状を『自身で治す力』を引き出しながら改善していきます。

さらに、証にあった漢方薬を継続していると体質改善されることが多く、実際に対症療法のお薬を飲まずとも「花粉症が改善された」「風邪を引きにくくなった」「生理痛がなくなった」など日常生活を過ごせるようになったという嬉しいお声もたくさん頂いております。

漢方薬は本来、複数の生薬を組み合わせたものをお鍋で煮詰めて服用（煎じ薬）します。しかし、近年は生薬のエキス製剤化や錠剤を初めとする商品化の技術が進み、お忙しい方のライフスタイルに合わせて服用しやすい製品も数多くございます。
お客様に合わせて、継続しやすい服用方法をご提案しておりますが、慢性化した頑固な症状などには煎じ薬をお勧めするケースが多くございます。

ツヅノ薬局では、煎じ薬をお客様自身で煎じる必要がないように１回１パックずつ液体にして郵送する方法もご用意しております。漢方薬は継続することが症状改善の１つの鍵となりますので、少しでも手間のかからないよう服用しやすい方法をご提案させて頂きます。