【定期漢方勉強会】皮膚病について

今月の勉強会のテーマは

「皮膚病」

今回はアトピー性皮膚炎を中心に、皮膚病に対する漢方アプローチを廿野延和先生に解説していただきました。

廿野先生によると、子供の頃にアトピー性皮膚炎だった人は、成長と共に症状は消えますが、社会に出てストレスを受けると再発するケースが多いそうです。

写真:廿野延和先生

また、季節によっても症状が出やすくなります。

『 夏

夏は高温多湿のため、

汗が溜まりやすい体の内側(肘、膝の関節、脇、首など)に出やすく、患部がジュクジュクした状態になります。

その場合は「清熱利湿薬(せいねつりしつやく)」という体の熱を冷まして湿を除く漢方薬を中心に使います。

冬は低温乾燥のため、

乾燥しやすい体の外側(すね、肘、膝、目や口の周りなど)に出やすく、カサカサした状態になります。

その場合は「補血薬(ほけつやく)」「補陰薬(ほいんやく)」という潤いを補う漢方薬を使います。

また、生活養生も大切です。

甘いもの、脂っこいもの、刺激のある食べ物を避ける、ストレスを溜めない、十分な睡眠をとるなどの養生を心掛けましょう。

これから季節の変わり目を迎え、皮膚の症状が悪化するケースが増えてきます。皮膚のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽に当薬局へご相談ください。


当漢方薬局(漢方ツヅノ薬局)では、
お客様のお話を親身になってお伺いし、その方のお身体の状態に合わせて適したお薬を選んでいます。

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代表取締役社長 廿野 延和 - Tuzuno Nobuyasu –

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