【今週の漢方】不安神経症について

連日の残暑や台風などで、皆様は体調いかがでしょうか。

今週は「不安神経症」について漢方を絡めたお話をさせていただきます!

不安神経症の症状は人によって違います。
以下のように症状はさまざまです。

  • 動悸
  • 息苦しい
  • 喉の閉そく感
  • 体のふらつき
  • 眩暈
  • 吐き気
  • 焦燥感  etc.

私どもの経験では、不安神経症になりやすい方の多くは以下2点が傾向として現れています。

  • 予期不安
    人間関係によるストレスや人付き合いなどで、相手とより良い関係を創ろうと頑張った方によく見られます。
    ただし、人それぞれなので同じように頑張ってる方でも不安神経症になりにくい方も大勢いらっしゃいます。
  • 気候変動
    気圧差や温度差などの気候変動により自律神経が乱れ、身体に症状が顕著に現れてくることもあります。

また、季節で言うと『春』•『秋』に多く見られます。

漢方中医学では、神経不安症を五臓六腑(ごぞうろっぷ)の働き方で考えます。 

五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは?

西洋医学は循環器、呼吸器などの機能ごとに臓器を捉えるのに対して、東洋医学では「気」「血」「水」を軸に分類した5つの臓(肝・心・脾・肺・腎)と、消化器官としての6つの腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)にわけて捉えます。

「神経症」や「自律神経失調症」、「パニック症候群」等は、脾や腎も関係しますが、肝や心の関係で考え漢方の治療法を考案いたします。

ツヅノ漢方薬局の漢方相談では、東洋医学や中医学の考えに加え、今までの経験を踏まえ、患者様の舌診・問診・脈診等も用いて総合的に症状や病名を判断をいたします。


当漢方薬局(漢方ツヅノ薬局)の漢方相談では、店頭での相談とZOOMでのオンライン漢方相談も可能となります。
お客様のお話を親身になってお伺いし、その方のお身体の状態に合わせて適したお薬を選びオーダーメイドで作っています。

是非、お身体の不調や不安など気になることがあれば、なんでもご相談ください!!

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代表取締役社長 廿野 延和 - Tuzuno Nobuyasu –

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