気の滞りに使われる漢方薬

今回は、気滞について説明致します。

気滞は、漢方では「肝・心・脾・肺・腎」の内、
肝臓が気を巡らすと考えます。
漢方では、”肝臓”と言わず、”肝”と言います。

気滞の漢方薬は、疏肝理気薬を使います。
”疏肝”は、肝の働きを良くするという意味で、
”理気”は、気を巡らすという意味です。

柴胡で疏肝すると同時に、
肝血を補う芍薬を使います。
また、理気薬として薄荷、香附子、
木香などを使います。

代表的な処方に柴胡疏肝湯があります。
柴胡、芍薬、枳実、甘草、香附子、
川キュウ(草かんむりに弓)、青皮
の組み合わせで構成されています。

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