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2025年1月11日開催の勉強会では、イスクラの商品で補腎(ほじん)効果で有名な艶麗丹(えんれいたん)や亀鹿仙(きろくせん)の実践的な使い方についてツヅノ薬局平和島本店に勤務されている野村直子先生にお話をしていただきました。
艶麗丹（えんれいたん）
星火亀鹿仙（せいかきろくせん）
野村直子先生男性も女性も30代に入ると腎の力は落ちていきます。
若々しく健康でいるためには早い段階から腎のケアをして過ごすことが大切です。
腎には生まれ持って親から受け継いだ「先天の精」と自身が摂取したから作られる「後天の精」があり、漢方による補腎効果も後天の精に該当します。
後天の精させる為には脾胃(ひい)が健康である必要があり、腎を良くしたいで胃腸が弱かったり調子が悪い方はまずは胃腸を整える必要があると言えます。
艶麗丹（えいれいたん）は肺と腎に帰経するため、咳や喉の乾燥やドライマウス、皮膚の乾燥にも応用して用いることができます。
腎の力は先天の精(せんてんのせい)と後天の精(こうてんのせい)から成り立っており、
・父母から引き継いだ(遺伝した)ものが先天の精
・食べ物から得て作られたものが後天の精
両親の腎の力が強ければその強さを引き継ぐことになりますが、先天の精だけでは腎を回すことは出来ないので食生活によって養われる後天の精を厳かにすることは出来ません。
艶麗丹(えんれいたん)
艶麗丹には哈士蟆油（ハシマユ）、西洋人参（セイヨウニンジン）、銀耳（ギンジ）、真珠（シンジュ）が入っています。
哈士蟆油（ハシマユ）は特殊なムコ多糖(糖質)を主成分としており皮膚や胃粘膜に多く存在している消化吸収にも優れ胃腸にも優しい成分です。
真珠(しんじゅ)は高ぶった陽気を鎮める効果があるとされていて気持ちを落ち着けてくれます。解毒生肌(げどくしょうき)といってデトックス効果からお肌をなめらかにしてくれます。
これらの生薬が合わさる事で五臓でいう肺、脾、腎に作用します。
肺は肌のみずみずしさを与え、脾はお肌に張りを、腎は若々しさや活力に関わります。
お肌のトーンを上げたり健康美容目的で用いる方や、腎に作用する事から妊活漢方として用いるケースもあります。
咳、ドライアイなど乾燥関連の症状でお悩みの方にもオススメです。
亀鹿仙(きろくせん)
亀鹿仙にはカメの甲羅、スッポンの甲羅、シカの骨化した角、蜂蜜、クコの果実、サンシュユの果実、西洋人参(せいようにんじん)、山楂子(さんざし)、ナツメが入っています。
鶴は千年亀は万年とも言われるように亀は長寿の象徴です。
クサガメの甲羅を使っており体に潤いを作り、体を元気をもたらしてくれます。
スッポンの甲羅もクサガメの甲羅同様に滋養強壮効果に加え、腫れを取り除く効果もあるとされています。
鹿角膠(ろっかくきょう)は雄鹿の角を用いた生薬で体を温め血を養います。
膝や腰痛、生殖機能や免疫機能を整える際に用います。
亀鹿仙は五臓では主に腎に作用します。
艶麗丹と同様に妊活サポートや若々しくいるための美容目的、加齢に伴う健忘や抜け毛、尿漏れなど足腰の弱りやポリープやお子様の発育の促進や虚弱体質の改善にも活躍します。
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代表取締役社長 廿野 延和 - Tuzuno Nobuyasu –
