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漢方では、気が血を引っ張ると考えるので、
気が滞れば、血も滞ります。
この状態を、”気滞血お”と言います。
今日は、この”気滞血お”について説明いたします。
気が滞る原因は、
肝が気を巡らせられなくなった為で、
肝は、『怒り』・『我慢』によって、働きが悪くなります。この状態を”肝鬱気滞”と言います。
この時の肩こりの痛みは、張痛(張ったような痛み)になります。
これが長引いてくると”血お”の痛みに変わり、
刺痛(刺すような痛み)となります。
また、”血お”の痛みは頑固で、改善するのに時間がかかります。
”お血”をとる漢方薬は、桃仁、紅花が有名です。
”気滞血お”の場合、
疏肝理気+お血をとる漢方薬を使います。
代表的な処方に、血腑逐お丸、冠元顆粒があります。
かわいい花が咲きました。