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咳喘息は、咳とともに痰が絡むケースが多くみられます。
痰の色は有色なのか透明なのかによって選ぶ漢方は変わってきます。
肺は乾燥を嫌う臓器と言われており、煙草は肺に良くないとよく言われますが、漢方的な考え方で示すと肺に熱がたまり肺の水分が飛んで乾燥すると肺気の運用が上手くできなくなり、咳発作や呼吸困難が起きてしまうためタバコは良くないと考えられています。
喫煙者で咳がよく出るという方には肺の熱を取りを潤す効果のある麦門冬(ばくもんどう)が含有された漢方を使うケースが多いです。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)や小青竜湯(しょうせいりゅうとう)などの方剤にも半夏は含まれていますが、半夏の解毒のため、生姜(乾姜)が必ず含まれています。
麦門冬が入っている漢方方剤の代表的なものは麦門冬湯(ばくもんどうとう)です。
麦門冬湯には半夏(はんげ)という生薬が入っています。
半夏には毒性があるため半夏の入っている方剤には基本的には解毒のため生姜(しょうきょう)または乾姜(かんきょう)も一緒に入ているのですが、麦門冬湯には生姜は入っていません。
生姜なしで半夏の毒性は大丈夫なのかと心配になりますが、、、
麦門冬が沢山含まれているため半夏の毒性は多量の麦門冬が含有されることで打ち消されるため毒性のは問題になりません。
まとめ
- 肺は乾燥を嫌うとされていて肺の乾燥が咳につながることが多い
- 肺に潤いを与える生薬として麦門冬などがある
- 咳嗽、去痰に使われる生薬の半夏には毒性があり、生姜が解毒の役割として併用される(麦門冬湯は例外)
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