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連日猛暑の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
2024/8/10に社内勉強会を開催しました!
今回の勉強会のテーマは、
今ご相談の多い『夏バテについて』です!
『夏バテ』は、胃腸の不調から始まる事が多いとされています。
胃腸が弱ると気血(きけつ)が作れなくなり、気血が不足した状態になると疲労感や倦怠感を感じやすくなります。
今回は胃薬の漢方としてよく使用される「六君子湯(りっくんしとう)」と「四君子湯(しくんしとう)」についてお話がありました。
四君子湯の配合生薬は人参、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)の4種類からなります。
六君子湯は四君子湯の配合生薬に加えて半夏(はんげ)と陳皮(ちんぴ)の6種類の生薬を中心に生姜(しょうきょう)と大棗(たいそう)も加わっている漢方になります。
六君子湯は四君子湯よりも多くの生薬が入っているためより効果がありそうですが、六君子湯よりも四君子湯を用いるとより効果的なケースもあります。
- 抗疲労だけでしたら四君子湯の方が切れ味は強い
- 疲労感に加え吐き気や食欲不振などあれば六君子湯の方が向いている
※当薬局(漢方ツヅノ薬局)の漢方相談では、まず舌の状態を診させて頂いた後、より細かく問診させて頂き、その方にあった漢方を判断しオリジナルの漢方を調合いたします。完全オーダーメイド漢方。
夏バテに対しては他にも、清暑益気湯(せいしょえっきとう)や麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など一人ひとりの症状に応じて適した漢方があります。
ストレスと胃腸には相関性があるため、胃腸の漢方に加えてストレスによって起こる肝鬱(かんうつ)状態をほぐす漢方を併用して使うケースもあります。
ストレスが強い場合、肝鬱状態を軽くさせるだけで胃腸の状態が良くなる方もいらっしゃいます。
日頃からどんなに健康に気を使われている方でも、この暑い時期はついつい冷たいものをとってしまい胃腸に負担をかけてしまっている方も多いと思います。また、この残暑の中ですので、冷房に長時間あたることで胃腸まで冷えてしまう方もいます。
なるべく、胃腸に負担をかけないよう冷たいものを摂取するのを避けましょう。
また、冷房の風が直接自分の体に当たるのを避け、適度に外の空気と中の空気を入れ替え、室内換気も行いながら生活するだけでも夏バテ防止になります。
夏バテの方や胃腸の調子が悪い方、なんだか食欲がない方などおりましたら、漢方を取り入れることで改善します。
ぜひ、お気軽に当薬局にて漢方相談をお受けください!
当薬局では、オンライン相談も可能ですので、遠方の方(海外の方も含む)でもご相談可能です。ぜひ一度お問い合わせください。
当漢方薬局(漢方ツヅノ薬局)では、
お客様のお話を親身になってお伺いし、その方のお身体の状態に合わせて適したお薬を選んでいます。
お身体の不調や不安など、なんでもご相談ください。
漢方相談前にお問い合わせをされたい方は、
お問い合わせページよりご連絡いただく、もしくは当薬局代表電話(03-3765-5151)まで直接お電話ください。
皆様からのご相談やお問い合わせお待ちしております。
代表取締役社長 廿野 延和 - Tuzuno Nobuyasu –