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PCO(多嚢胞性卵巣)は
超音波にて卵巣に小さい卵胞が多くみられ(ネックレスサイン)、卵巣の壁が硬くなり、
20mm前後の主席卵胞が育ちにくくなります。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は
PCOの卵巣状態に加えて、
月経異常(無月経、稀発月経、無排卵周期症)、排卵障害
+
3つのホルモン値すべてを満たす
男性ホルモン(テストステロン)高値
LH 7mlU/ml 以上
FSH 正常
PCOとPCOSの共通点は卵巣の膜が硬くなっているという点です。
漢方では、卵巣の膜が硬くなる原因を「痰湿(たんしつ)」が存在するためと考えます。
また、痰湿が存在するために、血行が滞って、「瘀血(おけつ)」を併発し、主席卵胞が育ちにくく、排卵障害が起こりやすくなります。
痰湿は、胃腸の疲れから、食べ物・飲み物の仕分けのお仕事が雑になって、栄養やエネルギーとなるものの中に、不要な脂っぽいもの水っぽいものが含まれ
これらが長い年月をかけて体に蓄積し、固まったものです。
痰湿になりやすい食習慣、生活習慣
・夕食が20時以降
・甘いもの、脂もの、味の濃いもの(外食)を食べる頻度が多い
・乳製品の量が自分の胃腸にとって許容範囲を超えている・・・乳製品は消化吸収利用率に個人差があるため
・睡眠不足
・ストレスが多い
痰湿と瘀血を改善する漢方薬をベースに、お客様の症状、状況を合わせて考慮いたします。